資本主義の仕組みを経済学部生が簡単に解説【実力主義の世界】

ドギー
ドギー

今日は資本主義の仕組みについて
超簡単に解説します!

こんにちは!doggykushです!

今回は資本主義の仕組みについて簡単に解説します。

日本は資本主義で成り立っています。

それとは反対に北朝鮮やロシアは社会主義国として有名です。

そんな中でもまずは自国のことを知ろうと言うことで資本主義について解説します。

この記事は
・資本主義って何?
・日本のお金の仕組みが知りたい
と言った方向けの記事になっています。

経済学部に入って最初に勉強したこの資本主義。

一体どのような仕組みなんでしょうか。

また、経済学的な観点からみると言うのは、現実世界で起きる様々な条件は省いて考えると言うことです。

詳しくは以下の記事で話しています。

なので多少疑問に思うこともあると思いますが、細かいことは考えていません。(笑)

資本主義の意味

まず最初に、資本主義とはどう言う意味なのかを知る必要があります。

生産手段を資本家・企業者の階級が所有し、自分たちの利益追求のために労働者を働かせて生産を行う経済体制。

オックスフォード辞書より

なるほど。。そう言うことか。

とはなりませんね。(笑)

噛み砕いて説明すると、金持ちとか起業した人が自分の利益を増やしていくゲームと言うことです。

生産手段というのは会社のことです。

冷静になって考えてみれば分かりますよね。

投資家とか実業家がいて、その下に労働者がいる。

細かく分けると専務とか副社長とか色々出てきますが、大きく分けると実業家と労働者です。

そう言った世界が資本主義社会というものなんです。

確かに周りを見渡してみればそれは明確ですね。

金持ちランキングとかに載ってるのも大体が社長か投資家です。

あのランキングで「従業員でランクイン!」なんて状態になったことすらないかと思います。(笑)

それが資本主義という意味です。

資本主義の仕組み

意味がわかればざっくりとした仕組みも分かったかと思います。

資本家や実業家が労働者を使って利益を追求していくシステムのことですね。

つまり上の人間が儲かる仕組みです。

次はそれぞれを細かく分けて仕組みを説明します。

資本主義の仕組み①国は関与しない

ここでの前提として国は基本的に関与しません。

というのも国も一つの会社のようにイメージしてみれば分かりやすいと思います。(厳密には違います)

国は国で国営事業とかをやっているわけです。

でも会社の資産とかを没収とかはされないですよね?

ソフトバンクは何億円売り上げたから国がもらう!とかはないです。

基本的に税金を払えば自由に行動できます。

やること(納税)やれば自由に活動していいよって国が言ってるんです。

資本主義の仕組み②資本家は無敵

ここまでで気づいた方もいるかもしれませんが、資本家は無敵です。

それか割と普通に暮らしていても感じることかもしれません。

お金がある人は無敵です。

なぜなら資本主義社会においてお金を増やすのはお金はあればあるほど増えやすいのです。

数字が出てきますが簡単な話なので少し耐えてください。(笑)

例えば、年利5%で回る株式投資をしたとします。

これをそれぞれ100万円と100億円のお金を持っている人が投資したとします。

100万円を持っているのは新卒3年目のサラリーマンで頑張って貯めたお金です。

100億円を持っているのは過去実業家で、紆余曲折あったが頑張って育てた会社を売って手に入れたお金です。

それを上の例で考えると、
・100万円×5%→5万円
・100億円×5%→5億円

それぞれ一年でこれくらいのお金がもらえます。

これすごくないですか?

お金を持っているだけでこれほどの差があるんです。

私の場合5万円もらえるだけでも嬉しいですが(笑)

さらに恐ろしいのは右のお金は毎年もらえるんです。

これが資本主義の裏技です。

裏技というかこれが真理です。

資本主義の仕組み③凡人は実業家になるしかない

というわけで、資本主義において資本家は無敵でした。

しかし、ここで諦めてはいけません。

凡人でもこの資本主義で勝ち抜く方法はあります。

それは、自分で事業を立ち上げることです。

もちろん簡単な話ではないです。

起業に失敗はつきものとよく言われます。

でも資本家・実業家と労働者でわかれた世界で勝ち抜くのは労働者じゃない方に行くしかないんです。

資本主義は自分の利益追求をし続けるのが1番の目的です。

そのために起業するのは割と当たり前な活動です。

というか資本主義の仕組み上、起業するしかありません。(笑)

生産手段を資本家・企業者の階級が所有し、自分たちの利益追求のために労働者を働かせて生産を行う経済体制。

オックスフォード辞書より

この意味がそろそろ理解できて来るのではないでしょうか。

資本主義の仕組み④労働者という階級

現代版身分制度のような感覚に陥りそうになる見出しです。

しかし資本主義社会で生きていくならこれは仕方ないことです。

労働者というのは会社に雇ってもらい給料をもらいつつ生活しています。

つまり、会社の利益向上のために働いているのです。

別な角度から考えるとお金を稼がされているわけです。

これが資本主義の本質です。

そして、恐ろしいことに世の中の大半の人がこの労働者に値します。

これが資本主義社会です。

会社は労働者の方々に働いてもらうことで規模を拡大して利益拡大をしています。

※ここから先、数字が出ます。(笑)

例えば、東京でやっていた事業をうまくいっているから大阪にも進出したとします。

しかしその時社長1人だけで東京と大阪のお店を回せるわけはないですよね。

そしたら労働者を少なくとも1人は雇います。

そして両府県で合わせて月の売上が500万円だとしたら仕入れに100万円、家賃200万円、月の人件費(その人への給料)50万円、という状況を想定します。

500−(100+200+50)=150万円

この150万円が社長の利益となります。

数字が出てきてこんがらがったりしたらすみません。(笑)

ただこれはもちろん勝手に想定したものですが、理解できたらこの恐ろしさに気がつくかと思います。

資本主義は実力主義 厳しいけど優しい世界

ここまででどう感じましたか?

私は決して煽ろうなんて気持ちもないし、ましてや今すぐ起業しろとか無責任な言葉をいうつもりもありません。

ただ、これが資本主義の現実ということを分かってもらえれば嬉しいです。

そして、私の考えとして、「資本主義は実力主義」であり「厳しいけど優しい世界」だというものがあります。

なぜなら、労働者だからと言って一生そのままであるわけではないからです。

自分で会社を建てたりして、ワンチャンお金持ちになるチャンスはあるんです。

これって優しい世界じゃないですか?

もちろん実力主義だし簡単な世界ではありません。

でも可能性が0じゃないだけでも凄いと思うんです。

資本主義まとめ

ということで、ここまで資本主義はお金を増やしていくゲームのような世界であると説明してきました。

資本家

↓お金を投資

起業家(会社を育てる)

↓人を使い、会社拡大

労働者

簡単にまとめるとこんな感じです。

逆側も考えると、

労働者

↓労働力を提供

起業家

↓会社の利益の一部を返す

資本家

こうなっています。

なんか資本主義って本当に凄いですよね。

今回は経済学部的に論理的に解説しました。

資本主義が具体的にどう言ったものか分からない方もいたかと思います。

しかし今回の解説で分かってもらえたら嬉しいです。

これを考えてみると、やはり起業をしてみるのは割と合理的だと思います。

皆さんもこれを理解して、もう一度日本社会を見つめ直すのは大切だと思います。

それによって何かしら新たな気づきが出ることがあれば書いた意味があったなと思います。

今日も、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)