資産とは?その起源と意味を経済学的に解説

こんにちは!doggykushです!

突然ですが、皆さんは「資産」というのはどうしてできたか知ってますか?

資産?貯金のこと?

なんてお考えの方もいますよね。

または、

資産とは自分が持つお金に変わるもの全て。
土地とか家、株の財産のことでしょ。

という風に意味をちゃんと知っている方もいるでしょう。

しかし、その資産という認識が生まれた起源について知る人はどれくらいいるでしょうか。

もちろん直接知っていて何か役に立つかどうかは分かりません。

ただ、知っていることにより考え方の幅が広がります。

今回はその「資産」というものの概念について経済学的思考から解説していきます。

最初に基礎知識についてまとめています。
本題にすぐいくには目次2の方に飛んでください。

資産とは?まずは起源の前にこれを知ろう

早速本題に入る前にまずは基礎知識を入れていきましょう。

そもそも資産とは冒頭でいった通り、自分が持つお金に変わるもの全てで、土地とか家、株などの財産のことです。

意味自体はそうですが、この資産を作るという考え方が生まれたのはかなり昔になります。

その起源を知るために商品とお金に関しての基礎知識を入れていきましょう。

資産とは?商品について

まずは商品というものについて知らなければいけません。

中々商品というものについてよく知っている人はいないと思います。

しかしながらこの商品というものを知らなければお金のことも分からないし資産についても分かりません。

一言で言うと、他人が求めているもの、が商品です。

多分???となっていると思います。(笑)

詳しくはこちらの記事で説明しています。

つまり、他人が欲しいもので自分が欲しいものを手に入れられるのです。

それが商売の起源であり、物々交換が基礎だったんですね。

資産とは?お金について

さて、そんなわけで商品が生まれましたが、そこからお金も生まれます。

なぜなら、物々交換だと大変だからです。

そりゃずっと物々交換をしていたら欲しいものが手に入らないことも出てきますし、在庫を持っておくのも大変ですよね。

そこで楽にしようと言うことで生まれたのが、お金です。

こちらで詳しく解説しています。

そう言う起源があるので、取引の仲介人としての役割であり、それ以上でも以下でもありません。

資産とは?起源と意味を経済学部的に解説

さて、ここまでは基礎について簡単に解説してきました。

ここからは本題に入ります。

結論から言うと、お金を将来に向けて貯めておく、というのが資産の原点です。

将来に向けて蓄える

先ほどお金は商品の取引を楽にするためにできたと言いました。

そこで大切なことがもう一つあります。

それは、「お金はどんなものでも交換できるもの」であると言うことです。

かなり当たり前のことですよね。

お金で取引できないものは市場にはありません。(笑)

でもここが重要な考え方です。

お金で買えないものはない。

それが市場の前提です。

そうするとどういうことが起きるか。

「将来、何かしらで使うために蓄えておく」

ということがおきますよね。

なぜならお金があれば何かあった時にすぐ対応できます。

お腹が空いた時、風邪をひいた時、遊びに行きたい時、絶対に必要なことはありますし急に必要になることもあります。

それを考えると、将来に向けて蓄えるのは必然だし当たり前です。

そして、その蓄えられたものが「富」といい、市場を前提としているものが「資産」です。

市場を前提としていないものとは、例えば、
お金に変えられない絵画などが富ですね。

そこまで厳密に考えていてもよく分からなくなってしまいます。

なのでとりあえずは資産というのは将来に向けて蓄えられた財産・富のことと思って頂いて大丈夫です。

必要以上の貯め込み

ここまでで資産の起源についての解説は終わりになります。

割とあっさりしていました。

ここからは少し応用的なことで、こう言った背景から資産はどのようになっていったのかを解説します。

前提として、お金を蓄えるというのには2つの意味があります。

それは、使い道が決まってるお金使い道が決まっていないお金かです。

人間とは不思議な生き物で、使い道が決まっていないのに必要以上にお金を貯める性質があります。

もちろん不測の事態は起きるものです。

しかしそれに向けて怯えすぎている一面もあります。

それが過剰になり、お金を貯めること自体が目的になってしまう人すらいます。

これは経済学的には自然的な行為であり悪いことではありません。

しかしながら多くの場合は囚われすぎて目の前が見えなくなります。

これをフェティシズムといったりします。

一般には性的に「フェチ」という意味で用いられる。
しかし、経済学でも使われる言葉で、簡単にいうと、「手段が目的化すること」のこと。

決して悪いことではありませんが、資産というのは時に人を盲目にさせることもあるのです。

特に現代においてはそれが顕著であるような気がします。

資産を貯めるという場合にはまずは将来必要とされるお金を意識して貯めてみてはいかがでしょうか。

資産とは? 起源まとめ

非常に内容があっさりしたものになってしまいました。

そしてなんとなく分かっていることを言われ、当たり前だよ!と思った方もいるかも知れません。

もしそう思われたらすみません。

しかし、本当の意味でこれを理解していましたでしょうか。

特に最後に言った内容は現代人にとってかなり大切なことであると思います。

現代人を救いたい

その内容を改めて警告しておきます。(笑)

まずは、お金を貯めるのは何か使い道があるからです。

例えば、「高額なものが欲しい」「旅行に行きたい」「車の保険金がある」「毎月の食費や家賃光熱費」などと言ったものです。

しかしながら、闇雲にお金だけを目掛けて貯めていませんか?

というのも、お金を追いかけている人は何か目的がありますか?

例えば、「突然の病のために」「結婚式やお葬式のために」など本当に将来起きるけど確定ではないことです。

世の中の大半のことは予測可能で不測の事態は考え抜いていれば起きません。

それをよく考えずに正体不明の不安に襲われお金を追いかけ…

こういったことが起きていると前が見えなくなったりします。

それだけは避けていった方がいいと私は思います。

もちろんお金自体を増やすのが目的で楽しい、というのは一ついい考えであるとも思います。

資本主義はお金を増やせるかのゲームであるといっても過言ではありませんからね。

自分は何に向かっているのか。

これをしっかり捉えて生きていきましょう。

コラム臭い終わり方になってしまいました。(笑)

しかし何かしら皆さんの気づきになれれば嬉しいです。

今日も、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)