こんにちは!doggykushです!
今回は、タイトルにもある通りお金そのものについてお話しします。
最近、政府がコロナウイルスの感染拡大対策として一人につき現金10万円給付するとの発表がありました。
その件についてあなたはどう思いますか??
喜ぶ人もいれば、そんな配って大丈夫かと心配するかたもいるかも知れません。
そこで今回はこの政策について経済学の視点から解説します。
その前に軽く私の自己紹介をします。
私は、現在大学生で経済学部に通っています。
そこで主に研究している分野が貨幣論です。
研究では貨幣論を中心にこう言った政策や仮想通貨まで幅広く学んでいます。
その貨幣論というのがこの政策を考える上で非常に重要になってきます。
ここでは一気に話してもこんがらがると思うので、まずはその理論自体を説明します。
そして、別な記事にて、本件の解説をします。
この理論自体も結構面白いんで、ぜひ読んでください!!
それでは、早速本題に入ります!
お金ってなんだろう
いきなりですが、お金ってなんだと思いますか??
自分の欲しいものを買うためのもの
将来に備えておくもの
中々手に入らないもの
など様々な答えがあるかと思います。
もちろんですが、それら全て正解です(笑)
あと、ちなみにここまで読んでる方でしたら気づいていると思いますが、ここではお金稼ぎとかの話はしません(笑)
純粋にお金自体のことについて書いていきます。
ただ、こんな視点で話す人はいないと思うんで新たな気付きはあると思います!
ということで、話がそれましたが、お金について。
お金=貨幣とは、
1.交換手段(物の購入)
2.価値尺度(物の価値)
3.価値貯蔵(貯金)
これら3つの機能があるやつのことです。
これらが貨幣論を元に見たお金という物です。
???となった方もいると思いますが、一つ一つ考えると納得できます。
お金の3つの機能
先ほどお金とは3つの機能を持っているものと言いました。
それぞれ大昔のことを想定して見てください。
まだ狩りをしていて物々交換をしているところからです(笑)
それでは一つ一つ見ていきましょう。
1.交換手段
ここは割と現代のお金のやりとりでもわかると思います。
例えば、何か欲しいものがあれば商品とお金を交換して手に入れますよね。
それのことです。(笑)
昔は物々交換でうまく交換出来ない事がありました。
考えてみれば分かりますが、自分が野菜持ってる時、肉が欲しいと思ったとしましょう。
しかし周りの人で野菜が欲しくて肉と交換したいって人がそんなに都合よくいると思いますか?(笑)
いるにはいると思いますが、今ほど円滑には出来なかったのです。
そこで〜〜とあって(別記事で詳しく書きます)交換しやすいお金、貨幣が出来ました。
それが交換手段です。
2.価値尺度
これも現代の例で非常に分かりやすいと思います。
日本で何かの商品を買う時は日本円でいくらって決められていますよね?
もちろんオンラインショップや店舗毎に割引セールとかはありますが、基本的には定価が決められています。
昔はお金の代わりにお茶や塩、貝殻とかが使われていたらしいです。
これも後々記事にまとめます。
とにかく、モノの価値を表す機能が価値尺度という事です。
3.価値貯蔵
簡単にいうと貯金のことです。
昔の人は物々交換で自分の持っているものを交換していました。
しかし、いくら黒毛和牛A5ランクを100kg持っていたとしても腐ってしまったら無価値になってしまいますよね?
なので、先ほども言った様なお茶などを用いて価値を貯めておいたりします。
それが価値尺度です。
詳しくいうと商品貨幣論 必要なのは国定貨幣論
ここまで一気に説明してしまいましたが、ここまでの話は、商品貨幣論という貨幣論の種類です。
それは、モノが先にあってそれらが不便だという事で貨幣が生まれたという理論です。
しかし、冒頭で話した今回のコロナの対策の件は、政府がお金を作るところから貨幣が生まれたという理論を考えなくてはなりません。
その名も、国定貨幣論(現代貨幣理論、MMT)です。
これは割と最近出た理論ですが、この話がまた難しいんです。(笑)
なので別な記事にします。
今回はその前段階として貨幣論のなかで基本というか、一般的な理論である商品貨幣説について解説しました。
これを理解することによってお金そのものについて理解は深まったかと思います。
もう少し具体的な話、豆知識や面白い小ネタもあるのでそれもまた分けて書きます。
Twitterではこういう話とかその他のことも気軽に呟いてるんでぜひ覗いてみてください!
次回の国定貨幣論についてはまとめるのに結構かかりそうなので、長文になってしまうかも知れませんがみて頂けると幸いです!
今日も、ありがとうございました!