商品とは?経済学的に見た商品の意味

こんにちは!doggykushです!

今回は、ありふれすぎてて今更感がある商品の意味について経済学部の私が解説していきます!

この内容は少々難しい内容も含まれていますがぜひ最後まで読んでみてください!

商品とは?経済学的に見た商品の意味

というわけで商品の意味ですが、結論から言うと、

他人にとって役に立ちそうなモノ

のことです。

は?と思った方、それが正解です。

ぶっちゃけ結論は一言で言えますがその意味は全く分かりません。

というか分かったら逆になんで知ってるのという感じです。

それでは解説していきます。

モノと商品

まず、商品について考えるためには商品以外のことも考えなければいけません。

これは人間について考える時に他の動物と比べて何があるから人間なんだと言ったような考え方と全く同じです。

その商品に関してですが、商品以外というのはつまりモノについてです。

モノとは

では、そのモノとはなんでしょうか。

一言で表すと、自分がこれ、それと指し示すことが出来る対象のことです。

つまりそこらへんに落ちてる石ころとか木とか車とか食べ物とかとにかく全部です。

もちろん目に見えるやつだけじゃなくて無形のやつでも誰にでも明らかに分かるやつならモノと言って大丈夫です。

属性と有用性

そう言ったモノをどうして我々は認識できるんでしょうか。

それはそのモノにそれぞれの性質があるからです。

どういうことかというと、例えば、本だったら重さ500gとか厚さ3cmとかです。

無形のモノは他の人に共通して認識できる何かのことです。

それらは絶対に変わらない普遍的な性質ですよね。

そう言った誰から見ても同じ性質のことを、属性と言います。

そして、そう言った性質に対して我々は何か思うこともありますよね。

先ほどの本で例えると、500gが重いとか軽いとか、3cmが薄いとか厚いと言った具合です。

それぞれの人がそれぞれ思うことがあって、人によって変わる性質のことを有用性と言います。

電車が速いと思う人がいても普段新幹線に乗ってたら電車は遅いと感じるかもしれません。

電車は約30-90km/h、新幹線は〜約360km/hの速度で走ります。

その速度は変わりませんが、それを速いという人もいれば遅いという人もいます。

前者が属性で後者が有用性です。

所有

次は所有に関してです。

所有とはつまり持っているということです。

改めて言うまでもない気がしますが、そのモノの使用や処分の権限がAさんにあるとしたらそのモノはAさんが所有しているということです。

逆にこんがらがったらすみません。(笑)

そして、そこにもう一つの前提があり、役に立つから所有します。

役に立たないモノはガラクタとして処分したり使わず放置しますよね。

商品

ここまできたら一気に結論に到達します。

そう言った属性と有用性が合わさって役に立つから所有されるようになったモノですが、それは時としておかしな方向に曲がります。

それは、その所有者にとっては役に立たないが、誰か他の人なら役に立つだろうという予測のもとに所有されるケースです。

いやー、意味わかんないですよね。

私も自分で書いててなんだこれって思いました。(笑)

冷静に落ち着いて読んでみると意外と分かります。

例えば、自分は特に寒いと言ったことがありません。

しかし自分の住んでるこの地域はよく冷え込みます。

そこでここに来た人のために上着を用意しておこう。

これです。

自分は必要ないのに他の人のために持ってますよね。

このおかしな所有のされ方が起こる場合があるんです。

そして、このおかしな所有をされたモノが商品です。

なんとなく分かりましたか?

まとめ

商品について経済学的に解説してみましたがいかがだったでしょうか。

正直最初の方の説明いらなくねとか思った方もいるかもしれません。

しかしこれがないと正しく説明することができないんです。

属性があるから有用性があり、所有できる。

うーむ、遠回りのように見えて一番の近道です。

商品の意味について解説しましたがこれは果たして需要あるんでしょうか?(笑)

皆さんに何かしらの気付きなどがあれば嬉しく思います。

次回は商品からお金ができるまでをもう一度書き直したいと思います。

今日もありがとうございました!

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